第十四話 和の音 - blog essay -味噌仕込み 暮らし編

第十四話 和の音 - blog essay - 味噌仕込み 暮らし編

先日いわゆる「手前味噌」を創った。 カズハーモニーでは日々の食する味噌汁の「味噌」は、 ここ数年自分たちで仕込む。 今回は大豆約8㎏の味噌を仕込んだ。 味噌を自分で創っている方ならお判り頂けるでしょう、 大豆8㎏は結構な体積で、カズハーモニーでは約1年分の味噌の量。 久松の10号甕が約2つ分程。 大豆、麹、それと塩。 今回の比率は、大豆:麹:塩=1:1,6:0,615で仕込んでみた。 味噌は大豆より麹の方が多い。 乾燥した大豆だけ見ていると大した量の味噌は出来上がらない、と勘違いしてしまう。 大豆を水で一晩浸し、薪で茹で終えた大豆は大きく膨らみ、 麹、塩を混ぜ合わせると想像以上のボリュームだ。

軽トラックの荷台にビニールシートを張り、 その上で混ぜ合わせる。 時折大豆の茹で汁をかけて水分調整すると、 まだ混ざり合わない大豆と麹と塩の香りが舞い上げる。 それはまるでハーモニーされてない不協和音のようで、しかしどこか心地いい。 大豆は北海道幕別の無農薬「とよまさり」 麹は無農薬玄米麹、と玄麦麹でも仕込んだ。 そして塩は札幌まほろばのオリジナル世界のブレンド塩「七五三塩」とヒマラヤ山系の伏流水から湧き出た「モンゴルの天日湖塩」のミックス。 最後に浸した水、茹でた水全ては世界が認めた浄水器、霊水「エリクサーⅡ」で仕込んだ。その上薪、木材で火を焚き大豆を茹でたのだから、 カズハーモニーのspecial and spiritualな味噌だ。

味噌は造血作用、免疫力を保持してくれる。 日本人がウイルスに比較的に影響が少ないというのも、 実は古来からの日本の食、特に「発酵文化」が根底にある。 漬物等、伝統ある保存食が何百数種類もある日本は世界に類を見ない。 それは自然豊かな風土、織りなす四季、そして何よりも「八百万の神々への姿勢」、 その「魂」との繋がりが坦々と衣、食、住の暮らしの中にあったからだろう。

- 日本の自給 - 長期にわたり国家、都市閉鎖、飢餓、紛争が起きた場合、 日本の食糧はどうなるのだろう。 各国の食糧(カロリーベース)の自給率はこのようだ、 カナダ264%米国130%フランス127%ドイツ96%。 日本は38%(まほろば倭詩参照)。 日本国内の自給率は低く、今に始まったことではない。 都合よくシステムを作られ、身体を変えられてきている。 身体が変わるということは「思考、心」もコントロールしやすい、

言い換えれば「されやすい」。 私には理解できないこの経済、貨幣のシステムはもはや搾取と傲慢の頂点に達しているのではなかろうか。 どこか懐かしく、いい香りがする暮らしの民芸品、 住まい、着物、食は遠ざかり、 そして悪者扱いされてしまっている大麻。 我々がこの地に命を授かり、寄り添ってきたもの。 これまでの都市集中から地方が意識される中、 今一度この時代で、暮らしの自給、身体と心の自給(メンテナンス)、 そして我々に既にあるspirit- 魂 -を繋げようではないか! 、と感じながら味噌を仕込むのであった。 時折風が吹き、突然の雨も降り、せっかく仕込み丸めた味噌玉を落とす我が息子に苛立ちながら、 自らの心の自給に精進しつつ・・・。 あぁ・・・、今度は大豆を育てて味噌を仕込みたいな。

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