第二十二話 和ノ音 出羽三山 水の旅編 -blog essay-

最終更新: 10月12日






「西の伊勢参り、東の奥参り」

伊勢神宮には何度か参拝したが、隣県山形出羽三山へは一度も足を運んでいなかった。

ここ最近幾人から出羽三山のことを尋ねられ、氣になっていたので時間を見つけて旅に出ることにした。



- 出羽三山 -

古来より信仰を集め、今でも山伏が修行している。中でも行体験、合宿を受け入れているのは日本全国の中でもここは随一だろう。

今回は羽黒山、月山、湯殿山の三神を合祭した羽黒山にある三神合祭殿へ参拝した。

直接有料道路で到着できるが、トレッキングも兼ねて、随神門から2446段の石段を登り、途中国宝五重塔を眺め、中腹で茶屋「力餅」で餅と抹茶を頂き、両側には300~500年の老杉に見守られながら石段を登った。

13年ほどかけて造られた石段はため息がつくほど身体に染み込んでくる。

蹴上高さも、幅もまちまちだが一枚一枚の人の手による手仕事には関心させられた。


そしてもう一つ出羽三山と聞いて気がかりだったのが

この出羽三山の地に降り積もった雪解け水は、

庄内平野に浸透して人々の暮らしを支え、所々に水が湧き、

汲み上げる地下水は見事なおいしい水であるということ。


ここ二十年以上も愛飲している日本酒「白露垂珠」竹の露合資会社がここ鶴岡にあり、

仕込まれる水はシリカ等を含む月山深層水100%使用している。

酒造にも訪ね、仕込まれる水も提供されていたので、

新作「BUONO!」イタリア語で「おいしい!素晴らしい!」の純米大吟醸一升瓶を頂戴した後、仕込み水も汲んできた。





このラベルの丸い赤は日本の国旗を意味し、最近のウイルスで暗くなっている世を、

日の本の暖かい穏やかな心で包み拡げようと込めたようだ。


世界中至るところで聖地と呼ばれるところには名水が湧いているのはよく聞く。

古来より信仰の深い出羽三山。一帯に広がる水晶地層帯。

その地での地場、常磁性は追及すればするほど

不可思議なこの「水」というものに深く影響を与えているらしい。


・・・、


そして帰宅した夜のそのお味は、やはり「BUONO!」

来年以降、二つ目の出羽三山の山、月山参拝への登山を目標に

旅の疲れを再び「BUONO!」と回想した。










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